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【Vtuber】結目ユイを知り沼にハマった話【結目ユイ】

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 ――2019年10月。
 Twitterを見ていたら、河野太郎さんとエゴサバトルをしているVtuberのRTが流れてきた。

「なんだこれは……」

 僕自身が、この時に別に何か特別な理由があった訳でもない。この頃はRTの内容がパワーワードが過ぎてただ気になっただけである。

「どんなVtuberなんだ……」
 

 あまりにもRTで周って来た内容が強すぎる。
 そして調べると名前は

 

『結目ユイであること』
『女の子の我慢している姿が好きな事』
『エ●ゲキャラクターに間違えられた事がある』

 

「なんて人がいるんだ……!」

 強烈なキャラクターである。
 Vtuber自体は前から知っていたし、何人か観てはいたが、それにしてもパワーワードが多すぎる。属性過多じゃないのか。どれだけ実績解除したの?
 そうして興味が引かれるままに観たyoutubeの動画では非常に面白い。

 


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 自由奔放であり、そこに移るのはけして型に嵌った姿ではない。あれよあれよと様々な言葉が出てくる。
 リスナーとのやり取りは非常に面白い。最後に接待受けるまでが流れが最高すぎる。観ていて飽きがこない。最後まで視聴したくなる……!
 そしてまた同時にその事を呟いたら直ぐに捕捉された。
 つまり――エゴサである。

「え……なんで補足されてるの!?」

 興味が沸き、それをただ名前を付けて呟いたら、即座に補足されるとかそんなんある? どんな嗅覚してるの? エゴサの申し子か何かか?

 この時の僕の胸の内を正直に言えば、ただ呟いただけである。

 そこに対して意味がある訳でもなかったし、それほど考えていた訳でもない。そもそも何か僕に絡む益がある訳でも無かった。

 ――面白い人だなこの人。

 俄然、興味が沸いてきた。
 エゴサの速さもそうだが、そのキャラクター性も面白く、非常に観ていたくなる。そうしてこの好奇心に背中を押されるままに更に深堀をしていく。僕は好奇心の獣だった。
 分かった事はShowroomで配信をしているという事であり、『AVATAR2.0』のプロジェクトにおける一人だという事が分かった。

www.showroom-live.com

 ――バーチャル蟲毒。

 この単語が脳裏に浮かぶ。
 これが実施された時のTwitter上での悲鳴と歓喜、あるいはドラマは――あくまで外から――知っていた。
 もっともその時の自分はそれ程興味があった訳ではない。
 ファンには悪いのだけれどただ知っているだけだ。
 そうして更にShowroomを観てみれば――そこで観えたのはまた違う姿である。
少なくとも――この探った時間帯ではあるが――YouTube上での口の悪さはなりを潜めている。
 もっともこの時点では僕はそれ程詳しい事を知っていた訳ではない。
 観た動画の種類によっては似たものもあるだろう。
 興味というガソリンを使用して狭まった視界のままに行動しただけにすぎない。
更に言えばこの時にこうして調べなければその後に彼女を追う事は無かった筈だ。
 だが――現実はどうだ。
 いささか急性ではないだろうかと自問自答しながらも調べている自分がいる。

「ファン、なんだろうか」

 まだそこまでではないと思いつつも、外からみたら行動だけみればファンといえるかもしれない。
 しかし良く分かってなかった。
 端的に言えば自分がファンなのかを判断できるだけの下地がなかった。想像をして、こういった理由で共感しているとはできても、果たして想像のそれが正常かどうかは判らない。
 ただそれとは別にこの時点で結目ユイさんを応援はしたいと思っていたが。

 

「良く分からないな……もう少し追ってみれば分かるかもしれない」


 ——結局はその辺は後回しにした。答えの出てこない問題は、どうせ出てこない。

 

   〇

 

「僕の学習機能は何処に行ったの?」

 

 何故かYouTubeをひたすら見て、showroomをほぼ毎日追いかけている。

 理性を振り切って欲望が沼にインメルマンターンを決めるのやめろ。

 理性、この馬鹿の手綱をしっかりと持て。

 

「とはいえYouTubeを全て観るのは正直辛い」

 

 初めはyoutubeの動画本数が少なく、比較的見るのは楽だった。
 しかし現在では数が多くなってきている。
 クソ! 追いきれねぇ!


 ――仕方がないよ。社会人なんだ。全てをフォローなんて、できやしない。

 

 真実である。
 一日に使える時間は限られている。大抵は仕事をしていて、その仕事の最中は観る事は不可能だ。

 

 ――いいのかそれで?
 ――お前はそれで良いのか?
 ――納得できるのか?

 

「うぐぅ……」


 獣は言った。あれよあれよと言い訳を用意する。
 物事にはバランスが必要だと思う。
 やり過ぎれば過度な行いになる。
 良くない。
 よ、良く……よくな……。

 再生ボタンポチポチ。

 馬鹿かな???

 

   〇

 

 何 故 か フ ァ ン ア ー ト を 描 い て い る 。

 

 ま さ か の 即 落 ち 2 コ マ で あ る。
 いやいやいや。待て待て待て。まさかまさかここまでだと思わなかった。
 もちろん、やりたいからやったのだが。
 しかし――ここまでかという言葉が脳裏には浮かんでいた。
 冷静な自分が無理をするなと告げていた。
 しかし同時に楽しい事は否定できない。
 それをしだしたらただの自己否定になるだろう。
 沼に落ちるとはこういう事なのかもしれないなとぼんやり思いつつ、


「とはいえ……観て思ったけれど、どれから見ればいいか分からないよなぁ」

 

 この辺はジレンマだろう。
 個人的にはもっと増えて欲しいと思いつつも、新規開拓となったとき、量が増えると全てを網羅するのは難しい。
せいぜいが新規動画を観て、そこからちょこちょことつまみ食いをするのが関の山ではないだろうか。

 


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 個人的にはこのあたりは好きであり、また雰囲気を掴むのには向いているとは思う。
 リスナーとのやりとりがいい。
 また水瀬しあさんやり取りが面白く、観ていられる。
 それと色々と調べていると新しい単語も知ることになる。
 この時にてぇてぇという言葉を知った。
 オタク、色々と複雑な気持ちを短い言葉に圧縮するの上手すぎる。天才かこの人達。

 

   〇

 

 ――季節はもはや秋を超し、冬に入っている。
 12月だ。寒空であり、空気は冷たい。
 そして12月11日。一周年だった。

 

 

 短いながらも彼女たちを追いかかけてなかったら、きっとこのtweetの意味は分からなかっただろう。
 それを――あくまで主観でだが――語る事は出来る。
 しかして、それは追いかけた者が得られるものだろうし、言葉だけでは表面上のものしか伝わらないし。
 またあの場にいた彼女達やリスナー達もそれを伝える事を望まないのではないかと想像しているため、これは胸の内に閉まっておく事とする。
 そして追いかけてなかったらと考えると、やはり寂しいと思った。
 きっと外から見たらドン・キホーテのようなものであり、僕は愚かだ。
 だがそれで良いと思っている。
 少なくともこの刹那のやり取りが見れただけでも追った意味がある。


「……うん。おもろしろかった」


 一度口に出し、もう一度言葉を咀嚼する。
 少なくとも僕にとっては面白かった。
 旅行中に全力で勝ちに行き、一緒にやったのは非常に面白かったし、それまでの放送も面白かった。
 もっとも当人達はどう考えているかは僕には分からない。これは仕方がない事だ。今までのやってきた道のりから辛さなどを想像する事は出来ても僕は彼女達ではない以上、それを推し測り、こうだというのは傲慢だ。ましてやそれまで追ってきたファンからすればこんなのは憤怒の行いだろう。
 とはいえ——やり取りをみて感動したのは確かである。これは内から溢れたものだから真実だ。
 できれば――身勝手な願いではあるけれど――これからも続いてもらいたいと思う。
 ――そういえばと思い、ふとタグをyoutube上で検索をする。


「あれ、これは? ……コラボ?」

 いやまて確かまた2.0の…。
 もしかして、この穴横に繋がってる?  沼ではなく、むしろ炭鉱か何かか?
 あっ(察し)

 

おまけ

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 お前これどーすんだよ……炭鉱どころか海原じゃないか……。