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日々やった事のメモとかまとめ。

菜花なな、巻乃もなかのガチイベに参加したので感想をまとめてみた

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 2月29日――。
 この日に多くの人は何があったのだろか?
 大抵の人は休みだったのかもしれない。
 僕の方はというと仕事であった。そしてそれ以上にガチイベがあった。
 菜花ななさん、巻乃もなかさん、両者のガチイベである。
 

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 詳しくは上記のwikiからイベント情報を読んでいただきたい。
 僕はあくまで一リスナーだ。しかしながらこの場を借りて、今回のガチイベに参加された方々お疲れ様でしたと言いたい。
 それぞれ、色々と思っていた事とかあったはずだし、配信側もリスナー側も色々あった筈だ。
 ただの一リスナーに過ぎない僕にすら色々あったのだろと考えてしまうのだ。
 当事者は相当な負担だっただろう。
 故に先ずは参加した全ての人に、あの場を作ってくれた人に、感謝と労わりの言葉を伝えたいと思う。
 皆様方、本当にお疲れさまでした。
 また楽しい一時をありがとうございます。

菜花なな、巻野もなかのガチイベはいつから始まったか

 僕のVの入り口は結目ユイさんである。

 

www.syruainu.com

 
 そこからA2Pを知り、ズブズブと落ちている身である。
 その落ちている最中に知ったのが、両者である。
 菜花ななさんは水瀬しあさん経由で知り、巻乃もなかさんはA2Pを調べている内に知った身だ。
 期間からすれば、2019年11月から12月辺りから真面目に見だしたので僕は新参に過ぎない。
 しかしながら僅かな期間ではあるが、その間に見た光景はあまりにも濃い。
 YouTube上やSHOWROOM上のイベントなどを観ていた。
 ズブズブと落ち、そしていつの間にか応援してた。
 ――そして今回のガチイベである。
 菜花ななさんのガチイベは2/21から2/29まで。
 巻乃もなかさんは2/19から2/29日にまで。
 ほぼ同時期に行われたイベントであり、両者ともSHOWROOM上で行われたイベントだった。

SHOWROOMのガチイベは地獄である。

 SHOWROOMで行われるイベントは権利をかけ、様々な配信者が争うイベントだ。
 そう――争うだ。
 勝負なのである。これは明確な勝ち負けが存在する。
 権利をかけてポイントを稼ぐ事になる。
 このポイントが重要であり、大半は無料で稼げる星である。むしろこれが重要で、よく三周なんて言われる。
 三週をするのは時間管理が必要だ。ましてやガチイベとなれはそのスケジュール管理は大変だろう。これは配信する人間もリスナーも同じくだ。
 そしてまた星以外にも別の方法――有料アイテムを課金をする事もできる。
 ガチイベとなればこの無料の星と有料アイテムが飛び交う。特に最終日はリスナー側は自分が推している人を勝たせるかというのを、自らをかけて行う。因みに僕は今回のガチイベで2万以上吹き飛びました。さらば諭吉ー!
 この自らが信じている人を勝たせようとうとするのは、どこも同じ筈だ。
 今回僕が参加した菜花ななさんと巻乃もなかさんもだ。
 両者は今回、とても今回のイベントを大切にしていたからリスナー側もより入れ込んでいたかもしれない。
 少なくとも僕はそうだった。
 彼女達が果たしたい望みがあると言い、それを微力ながら後押ししたいと僕は思った。
 僕がそう思うのだがら、それぞれの固定リスナーはより強く思っただろう。
 それぞれ事情があるだろうが、きっと大変だったと思う。
 配信者側は常に配信に追われる事になるし、リスナーもまた同様である。それに付いて行こうとしていく。
 それは常に精神を削る行いだし、肉体的にも辛い筈だ。
 例えば菜花ななさんなどは仕事帰りに暖を取ろうとして室外機を探すなどをしていた。室外機探して彷徨うとかある?  面白すぎる。あの様子は脱帽と言わざるおえない。
 まさに己の存在をかけた行いだった。

何故ここまで追いかけていたのか

 僕は先にいったように、けして彼女達をながく観ていたわけではない。
 むしろ期間としては短い人間であり、客観的に見ればファンと呼べるかも怪しいと思っている。
 だがしかし――魅せられているのは事実だ。
 正直に言えば、ここまで自分がハマるなんて思っていなかった。
 何故なのかという疑問がある。どうして彼女達やリスナーを観ているのかという考えが浮かぶ。なぜ加わろうとしているのだろうとしているだろうか。
 自分でも良く分かっていない――だからこそ観ているという側面は確実にあるだろう。
 しかして今回のイベントを観て、いくつか分かった事がある。

それぞれの個人の熱量が熱い。

 SHOWROOMのリスナーは熱量が凄い。
 今回のガチイベでもそうだ。
 己の信じた人間を勝たせようとする熱量が行動で現れている。
 対して僕はどこかで絶対にブレーキをかけていた。
 けして明日を捨てる事はしない。そこまでを他者にかける事はないだろう。多分。きっと。メイビー……改めて考えるとやっぱりちょっと自信ないや。かけるかもしれん。少なくとも金掛けてるな。分からん(手のひらクルー)。
 なにせ僕はこの手のが初めてなのだ。もっと言えばアイドルに入れ込んだ事がないが故だろう。他人に助けてもらった事がなく、己自身で立たなくては生きられない家に生まれたが故の弊害だと思う。

 だが――僕とは違い、中には明日を捨て今この時にかけている人もいるだろう。家賃無くなったニキ生きて。

 もっとも僕にはそれを知る手段はない。そしてリスナー側の発言が真実かどうかをはかるすべも持たない。
 しかしながらあのイベント中の動きを見ればそれは真実だろうと思わせる迫力がある。
 各配信者とリスナーの悔しさや喜び――様々な感情がないまぜになったあの空間は、たとえネット上であっても心を揺さぶる。
 揺さぶられたが故に――こうして文章を書いている。本音を曝け出そうとしている。それをさせるだけの魅力がある。

 ――各個人の想いと、それを現実にしようと動き、またそれを助けようとするリスナーと。
 ――上を見て、届かないと思いながらもそれでも最後まで走り抜こうとする者と。それについて行こうとするリスナーと。
 ――接戦の中で、勝つか負けるか分からない不安の中で走り抜き、それを信じてついて行くリスナーと。
 ――終わった後に互いを健闘しあう姿と。

 どれもこれもが、僕にとっては心を揺さぶられた瞬間である。
 これは客観的に見てない人からしたら、なんて馬鹿なのだろうと思うだろう。
 それはひどく正しいと思う。
 冷静に考えて己の為に使った方が正しいのだ。
 だがしかし――あの一瞬はあの時しかないのだ。
 これは紛れもなく事実であり、次はあるかどうか分からないものである。
 だからこそ、それを叶えたいと思うだろうし――少なくとも僕はだが――応援しようとする。
 システムの上で踊らされているといえばそれまでだ。
 事実、ピエロに近いと思う。
 だがしかし……きっと勝負のシステムがなければあそこまで盛り上がらなかっただろう。明確な勝ち負けができるからこそという面はある。
 そしてそれがあるからこそ、あそこまで各個人の魅力を引き出していたと思うし、また応援も白熱したのだ。
 Vtuber界隈ではよく魂などという。
 初め――ファンになる前である――大げさな表現だと思っていた。
 あまりにも誇張表現にすぎないだろうかと。
 冷静に見れば作られた外は代わりがきく――中身も同様に。
 けれど確かにこれは、魂を観ている。
 己の存在をかけていると思った。
 大げさな表現だが――魂の煌めきである。あまりにも眩しい光景だった。

本気の姿はあまりにも美しいと思う。

 この惹かれる光景の源泉はなんだろうか――根本は何かというと、包括的にまとめると本気で何かに打ち込む姿だからだろと思う。
 本気になればなる程に余裕なんてない。
 本人にとっては――配信者とリスナー共に――それは望みなのだ。他のものでは替える事ができない品物の筈だ。だからこそ手を伸ばし、つかみ取ろうとする。
 けれどもこれは僕の勝手な共感にすぎない。個人の内面を僕は知らない。想像はできても、所詮はそこまでだ。想像の域を超える事なんて出来やしない。
 この線をきっと超える事はできないだろう。この文章とてけして万人に当てはまるとは思っていない。
 しかしながら――それを考えると愚かな行為だと分かっていても、応援をしたくなってしまっている。
 僕は配信者とリスナーの、本気の姿に打ちのめされていた。
 もっと観たいと思っている自分がいるのを自覚させられる。
 今まで積み上げてた行いの結果を観ている。そしてそれをもっと観たいと思っている自分がいたのだ。

あの結果こは今までの歩みと参加した全ての人間の結果だと思う

 そうしてガチイベを走って――結果は両者ともに一位になった。
 権利を獲得し、この後にガチイベの成果がでるだろう。
 菜花ななさんが、泥臭くしかできないなんて言ってたけれど、それがもたらした結果だと思う。
 僕は彼女達の深い部分をけして知らない。むしろ上辺しか知らない人間だろう。固定のリスナーや今まで支えたいたリスナーは比べるまでもない。
 しかしながら、泥臭く行っていたのは僅かながら観たし、目的に向かって走っていたのも知っている。
 巻乃もなかさんが、みんなが共有できる空間が欲しいといい、行動を起こしていたのを知っている。放送中にコメントを拾う余裕もなく、それでも走っていた姿を観ている。
 菜花ななさんが、ドラマに出たいと言い、その為に仕事終わりの寒い中、出来るだけ配信をしようとした姿を見ている。
 泥臭くしか出来ないなんて言ってだけれど、泥臭くやってきた姿をリスナーは観ている。自分が参加したイベントがどれだけ掴みたいのかを行動でみせられている。
 ガチイベの結果はそれの積み重なった結果そのものだと思う。


ガチイベがあそこまで盛り上がったのは多くの人が関わっていたが故だろう。

 

 今回のガチイベは彼女達が一位となった。
 では他の配信者はどうだっただろうか?
 確かに勝負の世界である。明確な勝ち負けどうしても存在してしまう。
 だがしかし、他の人と比べるべきではないと僕は思っている。
 いや――こういった方がいいかもしれない。結果にこそ差はあれど、魅力そのものに差はないと。
 結局は視点の差に過ぎない。魅せる姿はそれぞれの方向性があるだけにすぎない。
 僕は彼ら彼女達のその姿勢と熱量に魅了されている――であるが故に個々の熱量をと想いを否定したくないと思っている。
 そしてその様々な人の魅力と努力が詰まったのがあのガチイベの盛り上がりと感動に繋がったと思っている。
 きっと誰かひとりでも掛けたらあの盛り上がりはなかった筈である。

 

改めて菜花ななさん、巻乃もなかさんおめでとう

 

 本来はもっと短くまとめるつもりだった。
 しかしながら何故を追いかけていたらこうして長くなってしまった。
 ここまで付き合ってもらった人には感謝を。
 そしてもし気になった人がいるならば、SHOWROOMを観てみるといいだろう。

www.showroom-live.com


 様々な人が配信をしている。そのなかには己が観ていたと思う人も見つかると思う。
 A2Pを観てもいいだろう。
 彼女達は魅力的である。
 しかして僕は強制はしない。なぜなら強制された行いなんて意味がないからだ。そんなものは楽しくはない。
 己の信じる誰かを観る事が楽しみにつながる筈だ。

 そして最後に。

 改めて菜花ななさん、巻乃もなかさん、おめでとうございます!
 そして他の配信者の方々もお疲れさまでした!
 そしてガチイベに参加したリスナーの皆様方もお疲れさまでした!